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田辺 紫

Author:田辺 紫
湘南在住コピーライター。All About横浜ガイドを務めています。横浜・鎌倉で、見た・聞いた・食べたことなどをさくっと紹介します。よろしくお願いします。

All About公式ガイドブログのほうで、横浜の旬な情報を発信中。こちら(ヨコ・カマウォッチャー)では、取材した動画や横浜以外の情報を掲載しています。

2009年5月、All About 横浜(旧)ガイド日記から引越ししました。画像がないページもありますが、ご了承ください。

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6月11日、象の鼻パークにある「象の鼻テラス」に、象のペリーがやって来ました。象といっても、もちろん本物ではなく、オブジェです。全長は6m、牙の長さは3m。作品名は『時をかける象』で、“ペリー”という愛称がついています。開港当時の横浜から現在まで、150年間にわたって横浜の発展を見守る象、として制作されました。
象の鼻テラス 時をかける象 ペリー
▲身体の約半分もある、長~い牙が印象的!
メカっぽいけどウッディなこのペリー。繊維強化プラスチックでできていて、重さは200kg以上もあります。6月10日の「時の記念日」に搬入されたのですが、クレーンを使い、8人がかりの作業で、大変だったそうですよ。
象の鼻テラス 時をかける象 ペリー
▲左:色目は合板でできています。切れ長! 右:足のサイズは72cm。でかっ!

制作したのは椿昇氏。このお名前に「ピン」ときた方もいらっしゃるでしょう。椿氏は、2001年、横浜トリエンナーレで、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの壁面に巨大バッタをとりつけたアーティストのお一人なのです。

「横浜の、長くはないけれど凝縮された150年間の、悲喜こもごもの歴史を受け止めてくれる、力のあるアーティストを……と考えた時、椿さんが適任だと思いました」と語るのは、「象の鼻テラス」のアートディレクター岡田 勉氏(スパイラル チーフキュレーター)。「今もペリーは生きている。ここ、象の鼻に上陸した」。そんなイメージで依頼されたそうです。

椿氏は「象の鼻という場所で、名前はペリーで、といろいろ決められた枠の中で作ったのは初めて。日本で出土したナウマン象などをモデルにしました。スペースの雰囲気にハマってよかった」と語ってくれました。

私の第一印象は「カッコイイ! ここに昔からいるみたい」。岡田氏がめざす、「大人が楽しめる空間を創りたい。上質なアートを提供したい。ココから新しい作品やプロジェクトを発信したい」というコンセプトを象徴するような、オブジェになっていると感じました。
象の鼻テラス 時をかける象 ペリー
▲うーん、とにかく「カッコイイ!」というのが私の第一印象

象の鼻テラス 時をかける象 ペリー
▲後ろ姿は特に「メカっぽい」!

実は、「子どもたちが怖がるようなインパクトあるものに」(岡田氏)なる予定だったそうですが……予想に反し、子供たちは「ぞうさん、ぞうさん」と楽しそうにまとわり付いていました。子どもたちも“カッコイイ”“楽しそう”だとわかっているのかも!

時をかける象(ペリー)は、これからの横浜と人類を力強く導く対話と活力のシンボルであり、アートスペース「象の鼻テラス」の意志表明としてのシンボルとして、存在し続けるそうです。

椿氏に「どうして、象なのに鼻ではなく、牙の方が長いんですか?」と伺うと、「だって、象だから。ね」とのお答えが。うーん。わかるような、わからないような(笑)。

プレスシートに書かれていた、椿氏からのメッセージ。
「複雑な世界の状況を打開する答えは、アートには書いていないが、考えるように促す力がある」
──なるほど。ペリーをじっくり眺めて、考えまーす。

象の鼻テラス 時をかける象 ペリー
▲ペリーは、期間限定ではなく、シンボルオブジェとして、常時展示されます。触ってもOK

今後、「象の鼻テラス」では、さまざまなアートを発信していくとのこと。8月19日までは、「文化交易 象の鼻150年史」が行われています。象の鼻地区の歴史を、気鋭の建築家・武松幸治氏の会場構成と、スイス人のグラフィックデザインユニット「so+ba」によって、アーティスティックに表現しています。他とはひと味ちがうイメージ、タペストリーと映像で、象の鼻の「歴史」が楽しめます。

8月19日以降は、パフォーミングアーツワークショップや、ピクニックイベントなどが開催予定。下記HPの「イベントスケジュール」でご確認ください!

■HP:象の鼻テラス

■All About横浜:「インセクト・ワールド」プロジェクトを追う<1> 巨大バッタ、再び空へ!
……2001年の横浜トリエンナーレで、今回のペリーを製作した椿氏らが手がけた、「巨大バッタ」の舞台裏を追った記事。三部作の長大作ドキュメンタリー(?)です。※すっごい昔の記事なので、画像の配置が乱れています。ご了承ください。

■巨大バッタについて、さらに知りたい方はこちらの本がおすすめ! 巨大バッタのもう一人の作者である室井尚氏の著書。→「巨大バッタの奇蹟
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2009/06/12(金) 12:23 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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