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田辺 紫

Author:田辺 紫
湘南在住コピーライター。All About横浜ガイドを務めています。横浜・鎌倉で、見た・聞いた・食べたことなどをさくっと紹介します。よろしくお願いします。

All About公式ガイドブログのほうで、横浜の旬な情報を発信中。こちら(ヨコ・カマウォッチャー)では、取材した動画や横浜以外の情報を掲載しています。

2009年5月、All About 横浜(旧)ガイド日記から引越ししました。画像がないページもありますが、ご了承ください。

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2009年11月3日、横浜美術館が開館20周年を迎えました。横浜美術館では、20周年記念パーティーが開催されました。横浜市民の友人Mさんにお誘いいただき、私も参加させてもらいました。

横浜美術館がオープンした1989年といえば、「横浜博覧会YES'89」が開催された年。みなとみらい21地区には、大観覧車コスモクロック21と横浜美術館ぐらいしかなかった、と聞きます。それを考えると、みなとみらいは急速に発展したまちだなぁと、実感します。

横浜美術館 20周年
▲横浜美術館の建物を設計したのは、あの丹下健三氏!

パーティの開始は17:40からということで、早めに行って開催中の企画展「大・開港展」を観ました。20周年記念で、観覧料が20%OFFでした(ラッキー!)。幕末から明治初期の絵画や美術品、資料などが展示されており、篤姫の着物や道具、横浜に窯があった「真葛焼」の蟹が動き出しそうなのが印象的でした。明治時代に活躍した外国人・ベアトやワーグマンなどの作品も見ることができました。

常設展では、コレクション展のほか、企画展に合わせ「近代日本の残像─幕末明治から大正へ」写真展が行われています。今回の企画展・常設展・写真展は11月23日までです。

さて、本題の20周年記念パーティー。「奈良美智さんのトークショー&パーティー」が行われました。
トークショーの主役・奈良美智さんは、2001年、横浜美術館で日本の公立美術館初となる個展「I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME」を開催、日本で知られるきっかけとなったアーティスト。それゆえ、横浜美術館ゆかりのアーティストで、奈良さんご自身も横浜美術館には特別な思いを抱いている、とのことです。そんな奈良さんと逢坂恵理子館長、天野太郎主席学芸員のトークショーでした。テーマは「横浜美術館のこれから」。

横浜美術館 20周年
▲トークショーがはじまる前に失礼して、ステージを撮影

#ちなみに、奈良美智展は横浜美術館史上、最も多い入場者数を記録し、未だに破られていないそうです。

奈良さんは、横浜美術館の「これから」について、次のように語ってくれました。
「僕は“アジア人”だと思っています。ドイツで12年間勉強しましたが、西洋が美術の最先端なので、西洋ばかり見てきました。自分の後ろにあるアジアは見ていませんでした。海外の展覧会に参加すると、『あなたはアジア人の代表だから』と、応援してくれるアジアの方がたくさんいてくれて、うれしく思いました。

アジアには、まだ簡単に国外に出られない国もあります。横浜美術館はコレクションが充実していますから、それらを貸し出すということで、内だけではなく外へ向けていくことができます。ハブ空港が話題になっていますが、アジアに絵画を貸し出す『ハブ美術館』があってもいいですよね。ボクらが出かけていって、フィードバックできることがあると思います」

天野主席学芸員は、奈良美智さんの展覧会「I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME」を担当した方。そのことにふれ、横浜美術館のこれからについて、次のように語りました。
「美術館の使命は若い人を世に出してあげることですが、今はたやすくできる状況ではありません。奈良さんの活躍をみると、励みになります。学芸員は作品は創れませんが、一人ひとりのアーティストの活躍を担っていると思っています。10年後に『あの展覧会はよかった』と印象に残るものを企画していきたいです」

逢坂館長は、「美術や美術館は長いスパンで考えなければいけません。世紀をまたぐことすらあります。横浜美術館はようやく20年。美術館の意義を問い直し、明るく楽しく、魅力を伝えていきたいです」と、語りました。

パーティでは、軽食とワイン、ソフトドリンクがふるまわれました。
横浜美術館 20周年
▲パーティはグランドギャラリーで開催

横浜美術館 20周年
▲美しいお料理としつらえは、横浜市「sushi&beyond」によるもの。美味しかったです!

奈良美智さんのグッズが当たる抽選会も開催! Tシャツやぬいぐるみなど、「オークションに出すと高値がつきますよ(奈良さん談)」なグッズが登場し、名前が呼ばれる度に、拍手がわきおこりました。
横浜美術館 20周年
▲奈良美智さん(写真右)ご自身が抽選を担当

最後に、横浜美術館コレクション 資金支援プログラム「横浜美術館フレンズ」についての紹介がありました。
横浜美術館 20周年
▲あいさつする逢坂恵理子館長。2009年4月に5代目館長に就任されました

「横浜美術館フレンズ」は、横浜美術館コレクションの保存や展示について、広く市民の方々に支援いただくプログラム。2010年度の支援作品は下村観山『小倉山』、長谷川潔『狐と葡萄』など10点で、参加費は1作品10000円。支援期間は2010年4月1日~2011年3月31日まで。申し込み期間は、2010年3月31日までとなっています。

フレンズになると、企画展・コレクション展に何度でも入場できるうえ、コレクション展(年3期)ごとに学芸員によるトークや企画展のオープニングに招待など、5つの特典が提供されます。何度も横浜美術館に行かれる方は、たいへんお得な特典です。不況の今、芸術の支援は企業の大きな力だけでなく、個々人の小さな力も必要だな、感じました。
■横浜美術館フレンズについてはこちら

20周年を迎えた横浜美術館。すばらしい作品を多く収蔵している美術館ですので、企画展はもちろん、コレクション展もたいへん充実しています。もっと多くの人に訪れて欲しいな、と思います。
■HP:横浜美術館

奈良美智さんを間近に拝見し、チャーミングな逢坂館長にもお目にかかれ、とってもうれしかったです。Mさんのおかげで、たいへん有意義な時間を過ごすことができました! ありがとうございます。
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2009/11/04(水) 01:41 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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