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田辺 紫

Author:田辺 紫
湘南在住コピーライター。All About横浜ガイドを務めています。横浜・鎌倉で、見た・聞いた・食べたことなどをさくっと紹介します。よろしくお願いします。

All About公式ガイドブログのほうで、横浜の旬な情報を発信中。こちら(ヨコ・カマウォッチャー)では、取材した動画や横浜以外の情報を掲載しています。

2009年5月、All About 横浜(旧)ガイド日記から引越ししました。画像がないページもありますが、ご了承ください。

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「お台場」といえば、「フジテレビ」がある東京都内の臨海副都心地区を思い浮かべる方がほとんどだと思います。そもそも「お台場」とは「砲台」のこと。幕末、諸外国から船がやってくるようになり、防衛のために各地に造られました。

「開港場(かいこうじょう=外国船の出入りが認められた港)」となった横浜にも、現在の神奈川区にお台場(神奈川台場)がありました。
開港当時の神奈川台場の写真
▲神奈川台場周辺のようすを写した、明治中期の古写真(山本博士氏蔵)

現在は埋め立てが進み、石垣の一部が露出しているのみですが、神奈川台場の跡地の「神奈川台場公園」内に、当時の台場を模した石垣や、神奈川台場の歴史が書かれた案内板などを見ることができます。
神奈川台場のようす
▲左:神奈川台場・最先端部の石積み(横浜中央卸売市場内)右:西取り渡り道の石積みが一部再現された、神奈川台場公園(神奈川区)

神奈川台場を建造したのは、当時、幕府の命によって神奈川宿付近の警護にあたっていた「松山藩」(現在の愛媛県の、ですよ!)。で、設計したのは、大河ドラマ「龍馬伝」で話題の坂本龍馬が師と仰ぐ・勝海舟だそうです。開港の翌年、1860年に完成しました。

海岸警護のために造られたこの神奈川台場ですが、実際には、諸外国の外交団や貴賓が港に到着した時に「祝砲」を放つ台場として使われたとのこと。「お祝いの象徴」としての場所だったようです。

前置きが長くなりました(笑)。で、このお祝いの象徴の「神奈川台場」とかたどったお菓子が、2010年4月1日に新発売となりました。その名は「勝サブレ」。お祝いの場、そして150年の時を経て地面の下に現存する「運の強さ」を感じる神奈川台場をかたどり、その真ん中に幾度の困難を乗り越えた勝海舟の「勝」の字を記した、縁起菓子です。

横浜銘菓・勝サブレ
▲「勝サブレ」のパッケージと勝サブレ

「縁起菓子」とはいえ、美味しくなければ、おみやげとして人に差し上げることはできません。どんな味なのか、食べてみました。「勝サブレ」を作っているのは、創業昭和37年の横浜の会社・モンテローザ。さまざまな横浜みやげ菓子を作っています。「勝サブレ」は、味はもちろん、風味や食感にもこだわった、高級サブレとのことです。

パッケージは、黒地に金の「勝」の文字が書かれ、スタイリッシュなイメージ。開港後の神奈川台場の着色写真がプリントされています。

サブレは、こんがりとした色で、真ん中に「勝」の焼き印が入っています。大きさは横10cm、縦5cmぐらい。一口ほおばると、崩れすぎず硬すぎず、サクッとした歯ごたえ。やや甘く、バターや卵の風味を感じるサブレです。(ちなみに原材料は、小麦粉、砂糖、バター、鶏卵、ココアパウダー、コーヒー粉末、膨張剤)

というわけで、さっそく帰省のおみやげに使いたいと思います!

「勝サブレ」の取扱は、勝サブレ公式サイト(通信販売)のほか、赤レンガデポ(横浜赤レンガ倉庫1号館)、エムエムみやげ(みなとみらい線みなとみらい駅改札口前)、大さん橋X-PORT(横浜大さん橋国際客船ターミナル)、タワーショップ(横浜ランドマークタワー69階スカイガーデン)、マリンタワーショップ(横浜マリンタワー2階)、神奈川県立歴史博物館(横浜市中区)料亭 田中家(横浜駅) など。

参考文献:『よこはま百問』(2006年、神奈川検定協議会発行)、「勝サブレ」パンフレット

▼勝サブレ
http://www.katsu-iwai.com/

▼資料:『有鄰』第458号(平成18年1月) 座談会:「お台場」と江戸湾防備
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_458/yurin.html

▼横浜開港資料館……特別資料コーナー『勝海舟と横浜』開催。常設展示室にて2010年4月23日まで無料公開されています。(設備工事のため一部のみ開館)
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/

▼神奈川台場公園リニューアルの記事(タウンニュース神奈川区版2010年4月15日号)
http://www.townnews.co.jp/0117/2010/04/01/41612.html
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2010/04/14(水) 11:47 | コメント:2 | トラックバック:0 |
コメント

Mari :

お誕生日、おめでとうございました(過去形ですみません)。
「勝サブレ」、食べたいな~と思っているのですが、まだお目にかかってもおりません。近いうちに入手しなければ。
神奈川台場は、モロ地元なんですよね~(私、神奈川区民なので)。なのに、松山藩が建造したのいうのは、昨年のお遍路で松山に行った時に初めて知りました。松山城近くの「萬翠荘」というお屋敷に神奈川台場を描いた絵があって。意外なつながりにびっくりしました。
ご近所なので、今度走って行ってみようと思います。

タナベ : >Mariさん

ありがとうございます。
松山で神奈川台場のことを知るとは、Mariさんならではのエピソードですね!
まさに、灯台下暗し(笑)。
神奈川台場公園、リニューアルされたとのことなので(私もまだ行ってないのですが…)
ぜひぜひ走ってみてください。

勝サブレ、王道な味でおすすめですよー。
ただ、10枚or20枚の箱売りしかないのがちょっと残念。
気軽に食べられるように、レジ横で「1枚売り」して欲しいです。
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